同志社女子大では高校生向けに出張講義をされているようです。
その中、人間生活学科で大変興味をそそる講義があります。
http://www.dwc.doshisha.ac.jp/admissions/event/highschool_visit/pdf/visit_life.pdf
No.68番、いいですね!
No.68 今はまだ人生を語らず-『吉田拓郎』が描く「生」の継続
「吉田拓郎('46年生~)」は、'70年にシングル・デビューし、当時の他の歌い手とは一線を画かくしながら,若者のアイデンティティ探索と心理的彷徨を吐はき出すような歌唱スタイルで多くのファンを獲得した。彼が今なお支持される基盤は、青年の揺れる心情の表出だけでなく,人間の本性や人生を絶えず意識させる独特な仕方にある。これらを「音楽社会心理学」の視点から解剖しよう。
より一般的な「今日までそして明日から」ではなく「今はまだ人生を語らず」を持ってきたあたりに講師の心意気を感じます。
この講義、テキストだけでも何とか手に入らないものだろうか。